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日本ユニシス・プレゼンツ ニューイヤーコンサート2016を終えて −川畠成道より−

去る1月紀尾井ホールにて恒例のニューイヤーコンサートを行った。演目は前半にソナタを置き、後半は昨年リリースしたアルバムの中から"グリーンスリーヴスによる変奏曲"、"アルハンブラの想い出"を含む小品。その流れ自体はこれまでのリサイタルと変わらない。ただ唯一違うのは、冒頭にクロイツェルソナタを演奏した点。通常私はオーケストラの公演での序曲にあたる5分から10分ほどの作品を最初に演奏する。1曲目にクロイツェルソナタのような大きな規模の曲を演奏するのは、奏者にとってある種の挑戦と言えるだろう。開演直後の会場に漂う空気感は日常のそれとは異なる。そのような中、クロイツェルソナタの世界に自らを埋没させて行くのは容易ではない。そしてそれは聞いて下さる方々にとっても同じなのではないだろうか。終演後に「冒頭のクロイツェルソナタが印象に残った」「最初の和音が心に響いた」といったご感想を多く頂いたことは大変勇気づけられた。今後も様々なプログラム構成や新たなレパートリーを開拓し、当面の目標であるデビュー20年に向け、歩んで行きたいと考えている。

(川畠成道)

本公演では、視覚障がいをお持ちの方々をご招待し、誘導サポートをはじめ演奏会場内外において日本ユニシスグループの社員による様々なボランティアサポートを、長年に渡り実施いただいております。また、点字プログラムや大文字プログラムの配布に加え、反転文字のプログラム、更には音声案内による「聞けるプログラム」を試行するなど、この活動は日本ユニシス(株)のご協力のもと、今後も発展、継続して参りたいと思います。

(川畠成道音楽事務所 オフィス・ボー・トゥリー)