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2007年3月21日 第8弾CD 「美しき夕暮れ Beau Soir」 リリース!
優しい温かい音色。多くの人が繰り返し聞きたいと熱望する音。
コンサートの年間動員数は約10万人。
穏やかに流れる美しい旋律の曲から、超絶技巧を屈指した曲まで鮮やかに奏する、
渾身の1枚。
ジプシー音楽、フランス音楽、映画音楽など幅広いレパートリーを持つ、
なりみちならではの名演を、
ベルリンのイエスキリスト教会にて収録!
アルバム 美しき夕暮れ Beau Soir
CDの説明
写真提供:Victor
2007年3月21日発売
VICC-60566 3,045円(税込)
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- 美しき夕暮れ (ドビュッシー)
- ユモレスク (ドヴォルザーク)
- ルーマニア民族舞曲(バルトーク)
1.棒踊り、2.腰帯踊り、3足踏み踊り4.角笛踊り
- ルーマニア風ポルカ(バルトーク)
- 速い踊り(バルトーク)
- 剣の舞 (ハチャトゥリアン)
- 熊蜂の飛行 (リムスキー=コルサコフ)
- ニーグン(ブロッホ)
- 白鳥 (サン=サーンス)
- スペイン風セレナーデ (シャミナード)
- ギターレ (モシュコフスキー)
- ツィガーヌ (ラヴェル)
- ハンガリー舞曲NO.7(ブラームス)
- ただ憧れを知る者のみが(チャイコフスキー)
- アヴェ・マリア (カッチーニ)
- ひばり(デニィーク)
- ひまわり(マンシーニ)
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美しき夕暮れ 2007年冬 ベルリンにて
春がくると森を彩る木々に優しい緑が芽を出し、いたるところに花が開き、空は輝く。冬の湖は私の想像力を描き立て、氷の湖面にも思える一方、春のひだまりを反射しているかのように湖面にさざなみが揺れる。
日曜の昼下がり、美しい湖のほとりで心豊かな時を過ごした。
2003年にも訪れた自然豊かなベルリンのエヴァンゲリッシュ教会で今年も3日間のレコーディングを行った。心を開放し、音楽で自分の“今”の感情を表現できたであろうか。
美しい音の幻想、魅力あふれる音の空間を創り出せたら。形を持たない音楽に許された甘美で無限の世界。
ヴァイオリンの2大要素とされる、甘美な音の表現と超絶技巧をあくまでも追及して行く。
そこにヴァイオリンで奏する音楽の魅力と難しさが内在している。
そして、音楽が自然の中にとけこんでいる時、その魅力が最大限に発揮されるのではないだろうか。
素朴ではあるが、その土地に息づき、人々に長く愛され、伝承されてきた曲の魂の輝きを大切にしながら、それぞれの自然風土が生み出した音楽を心の底から表現してみた。
香り豊かな音を表現することができたら、こんなに幸せなことはない。多くのかたに、その香りが届く日を願って、その喜びに感謝しながら弾き続けていきたいと思う。
川畠成道(かわばたなりみち)
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